啓蟄を過ぎた頃からすっかり暖かくなりました。
私にとっての啓蟄とは、スギ花粉の猛威が去って恐る恐る部屋から這い出す時期を指します。
花粉症も年々重症化している様で、今年は副鼻腔炎に加えて酷い咳や吐き気、クシャミ連発の衝撃による頭痛にまで悩まされました。もうグッタリです。
この一ヵ月は花粉地獄に苦しめられましたが、三月末で漸く鼻水もストップ。そろそろ窓を開けても大丈夫でしょう。
先日も、窓際でなまこ酢をつつき乍ら本を読んでおりました。
その時、私の第六感みたいなモノが怪しい気配を察知。
部屋の壁に目をやると、緑色の紐のようなモノが這い回っています。何だろうアレ?
よくよく見れば、紐かと思ったのは数センチ程のムカデでした。長い冬眠から目覚め、開いた窓から入ってきたのでしょう。
やあ、これが本当の啓蟄だなあなどと春の訪れを感じつつ、殺虫剤を乱射したワタクシでありました。
斃した筈のムカデは忽然と姿を消してしまった為、まだ部屋の何処かに潜んでいるかもしれません。
依然、男子高校生の日常のモトハル状態で警戒を続けております。
そういえば。
冬の訪れで有耶無耶になっていましたが、例の南京蟲との闘いはこの春から再開されるのでしょうか?
撃退法があるだけムカデよりはマシですけど。
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2013年4月度月報
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