1850年から40年間をかけて、ウェールズ地方ハバフォードウェストのシーリハムで作出されたテリア。
シーリハムテリア作出者のジョン・エドワーズについては「仔犬を狐の前に曳き出し、怯えた個体は射殺する選別法をとった」など胸が悪くなるような話が伝えられています。
そういう訳で闘争心溢れる猟犬となったのですが、途中からペット路線へ方向転換。それではあんまりだと再び猟犬へ回帰するなど、人間に振り回されてきたテリアです。
現代の日本でも珍しい犬種ですが、来日したのは戦前から。
当時の日本でスコティッシュやワイヤーやエアデールが大人気だったのに対し、このテリアは希少種でした。ペット商での流通も、この神戸の記録くらいです。
昭和11年の広告より
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シーリハム・テリアの日本史
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