安東に軍用犬の賽犬會開催さる。此の衝動は大きかつた。
全滿は愚か日本乃支那方面にまで電撃的に波紋は廣がつたのである。其後の安東支部は、賽犬會見學視察に押しかけるあらゆる階級の人の應接に、全く遑も無い、嬉しい悲鳴を擧げたのである。先づ其の重なものを摘記すれば
九月二十六日第七日目の賽犬會開催日には、治安部から高田獣務部長、佐藤協會本部主事、片山齋々哈爾支部主事、松村、竹内両奉天支部主事、岩淵奉天市公署官房庶務科長
小島佳木斯支部訓練所長、兼口平壌軍犬訓練所主事、大川新京支部主事、多賀奉天榮商會主、佳木斯支部高橋書記、協會本部荒井會計課員等
小島佳木斯支部訓練所長、兼口平壌軍犬訓練所主事、大川新京支部主事、多賀奉天榮商會主、佳木斯支部高橋書記、協會本部荒井會計課員等
満州軍用犬協会 昭和16年