緊急事態宣言中に書庫を整理したら色々な資料を発掘できました。ついでに自分の中で構築していた日本ラフコリー史がガラガラポンとなってしまい、これで日本コリー倶楽部(初代)まで辿り着けたら嬉しくて鼻血でも噴くんじゃないかと心配しております。
日本畜犬史の全てを知りたくてこの世界に足を突っ込んだ学生時代から幾星霜、掘れば掘るほど鉱脈が深まるばかりで途方に暮れる今日この頃。
宇宙の魔人がトーリカの師匠へ忠告したように、私が理解している「全て」は膨大な犬界史の一ページ目にも満たぬ事なのでしょう。
脳ミソのメモリ不足を補う外部記憶装置としてのインターネットも、しかし智識の集積どころかタコツボ分断化し、SNSも細切れの情報を消費する場と化してしまいました。
知らない誰かから下請け情報屋扱いされたり、ネット古書店と間違われたり、ネトウヨだの反日左翼だのとレッテル張りされたり、挙句は「自分の指示通りに記事を書け」と指図してきたり、そういった数々にウンザリしてコメント欄も閉鎖し、淡々と情報を垂れ流すbot状態に。どうしてこうなったんだろう?
さすがに「人生を浪費してしまった」という後悔の念はあるものの、不幸ではないんですよね。迷える子羊は神にすがるよりも犬と戯れているべきなのです。
さきほどブログが11年目に突入していたことに気付いたので、それっぽく己を振り返ってみました。ハロハロ。