昨秋十一月青森縣より岩手縣の家禽共進會へ出張の際、岩手縣福岡町に滞在中十一月十八日同地に於て青森岩手秋田三縣聯合の闘犬大會に招待せられ出席せるが、左記五十頭の組合せあり。來観者二千餘人頗る盛會にして十數年前の東京を思はしむるものあり。
取組の永きは十四五分より十八分内外のものあり。組合せ番付は左の如くにして○印は勝、×印は引分、下部の數字は取組時間なり。
猶同地に於ては毎年春秋大會を催すとの事なり。
華蔵界生『岩手縣の闘犬大會を見る』より 昭和4年
十一月十八日 甲府第四十九聯隊では山梨県軍用犬倶楽部員小宮山彦正氏から献納したシエパード二頭の献納式を午後一時から擧行。
終つて軍用犬協會訓練競技會に優勝した小島久正氏の訓練實演を行つたが、この際第四十九聯隊から小宮山氏と小林承吉氏に感謝状を贈つた。
昭和8年
平林家畜病院『狂犬病予防注射控簿 昭和十三年十月廿七日以降』より
いずれも昭和18年11月18日診察 （ポチとチーは同じ青山氏の飼犬）