クロチルデとペジーガー親仔(愛玩犬)
生年月日 不明 犬種 シェパード性別 牝地域 大阪府飼主 鈴木正男氏 日本シェパード犬研究会(NSK)登録犬。クロチルデの仔としては、他にエディもいました。https://ameblo.jp/wa500/entry-11489095354.html 昭和8年、NSK訓練所にて...
View Articleアカ(猟犬)
生年月日 不明犬種 日本犬性別 不明地域 秋田縣飼主 宮本翠一氏 宮本翠夢庵こと宮本翠一氏は、アキタランド・ケネルを営む秋田犬ブリーダーでした。 昭和15年に名猟師(自称)の吉村九一氏と和犬論争を繰り広げた際、「宮本氏の本業は犬屋と犬殺しである。(中略)同氏は一見して其飼犬たるエスキモー犬に似て居ない犬は即時撲殺してしまい、其皮を剥いで庭内へ山と積まれて居る。また肉は食ってしまふのである」...
View Article上野の愛犬家たち 昭和11年秋
日中開戦の前年、街頭で普通に見られた愛犬家たちの日常。この日から数年以内に犬を飼うことが白眼視される世の中となり、8年後の秋にはペットの毛皮供出が命じられ、日本犬界は崩壊しました。 ◆ 早朝の上野へ犬の運動漫訪を試みた。犬を通じて見た街頭の愛犬家氣質といふか、愛犬振りといふか、愛犬と愛犬家の街頭風景の中へトビ込んで行つて、行き當りバツタリに話題を求めたのが、この一篇である。...
View Articleタイガーキング(愛玩犬)
生年月日 昭和10年生れ犬種 グレートデーン性別 牡地域 長野縣飼主 粟田清之助氏 田中絹代さんは避暑なのか、それとも何かの映画の撮影でしょうか?昭和11年
View Article日本犬研究會その2(関東の団体)
「関西の日本犬研究会」は日本犬協会の親睦団体でしたが、「関東の日本犬協会」はライバルの日本犬保存会に近かったようです。ああややこしい。 事業内容
View Article戦前の犬の首輪 その2・チョークカラー
引皮付首輪(チョークカラー)の実物。元は戦前の獣医さんの私物でした。 戦前に使われていた犬の訓練用チョークカラー。これを締める音とショックで、犬の問題行動を矯正する為に用いられました。当時の畜犬具カタログには「引皮付首輪」という名で掲載されています。同一所有者が使用していたチョークカラー。こちらは茶革タイプ 昭和12年の広告より
View Article戦前の犬の首輪 その3・スパイクカラー
昭和11年の広告より訓練用スパイク付首輪(スパイクカラー)大型犬の悪癖矯正などに使われていた戦前のスパイクカラー。外国製品をコピーしたものでしょう。当時の解説では「訓練ニ對シ従順ナラザル犬、又ハ固癖矯正ノタメ用フ」...
View Article戦前の犬の首輪 その4・常用首輪
常用首輪戦前の常用首輪犬を繋留し、鑑札を取付けるための装具。何の変哲もない、只の単なる犬の首輪です。使役犬の場合は「常用首輪」と呼ばれ、「係留・運動・傳令以外ノ訓練ニ用フ」...
View Article戦前の犬の首輪 その5・伝令犬用首輪
軍隊が伝令犬に通信文を運搬させる為の、信書嚢(文書収納用ポーチ)が縫い付けられた首輪です。外国の伝令犬は通信文書封入用金属カプセルを首輪に装着していましたが、日本軍の信書嚢は革製でした(研究初期には金属製を使っていたような記述もあります)。 こちらは第1次世界大戦当時のドイツ軍伝令犬。通信文を首の金属カプセルに収納した伝令犬は、陣地間に構築された補助臭気線を往復しました。...
View Article